スプリンターのクライマー転向日記

脚質的には完全にスプリンターの野郎がクライマーを相手にヒルクライムでどこまで戦えるようになるか頑張る日記です。

ツールド美ヶ原(レース編)

 

いよいよスタートしたツールド美ヶ原。

 

周りは序盤からぶっ飛ばしてく。

 

おいおいみんなこんなペースでもつのかよ…

と私はゆるふわで踏み込んでく…

 

つもりだったのだが周りにつられて計画より20Wも高く踏んでいた( ´∀`)ヤベッ

冷静になって計画通りのパワーに下げ、すぐに差し掛かる激坂をケイデンス50台で淡々とのぼる。

パワーをかけず、後輪にしっかり荷重をかけたおかげか、グリップは問題なし!

 

 

森田氏には序盤の激坂で起こる渋滞に注意せよとアドバイスを受けていたが、それほどでもなく激坂区間を無事に抜ける。

 

そのあたりからパワーをFTPまで上げていよいよ本気モードで走る。やはり最初抑えた甲斐があっていい感じに脚が回るぞ!

 

周りには早くも瀕死状態の方々…まだ1時間以上ありますよと軽く同情しながら前へ。

 

同じカテゴリーの人々を次々と抜いていくと、徐々に1600番台、1500番台が周りからいなくなる。

今自分は何位なのか、気になりながら淡々と回す。

 

すると中間地点を過ぎたあたりから若干ペダリングに違和感を感じ始める。これ、実はゼッケンを自転車に止めるモールがリアディレーラーのプーリーに巻き込まれてたのが原因でした(>_<)f:id:kyuuchan-shibashiba188:20170701220630j:image

 

レースも終盤、標高が高くなるにつれパワーも落ち始める。

辛くなってきたところで平坦区間に突入!

 

ここで問題発生。

 

周りがガスってて視界がよくない。

 

それでも自分と同じカテゴリーの人と、3000番台?の方と私でローテしながらスピードを上げる、、、

 

が正直遅い、

 

下り基調になったところですぐに飛び出し単独で。

 

しかしガスは更に濃くなり、視界は10m先が見えるか見えないかのレベル。

 

初めて走るコース。コーナーのRがどのくらいかもわからない。そしてヴェロフレックスレコード…

やはり怖い。

 

ある程度スピードに乗ってからはペダルを完全に止めてしまった…

 

今思えば、ここが勝負の分かれ道でもあった。

 

ラスト1キロで登りに入る手前まではほぼノーペダリング

 

 最後に1500番台の人がゴール手前に見えたのでへなちょこスプリントで刺してゴール。

 

見渡す限り自分と同じカテゴリーの人で先着してる人は1、2、3、4人?てことは自分は5人目くらい?

お、まさかの入賞か?と若干心が高ぶってるところに森田氏と加藤氏に遭遇。加藤氏とは昨年の中央アルプスHCで知り合い、その後も幕張のサイクルフェスでも遭遇し、今年も中央アルプスHCを共に走った。

 

2人と話したあとは下山用に着替え、スタッフのおばさんが配るトマトを食べて先の2人と下山の並びへ移動。

ここで中村氏と兼松さん、高橋さん、板子さんに合流。自分と面識があり、話せるのは中村氏だけだが、兼松さん達が話す会話をあたかも自分も参加してるがごとく聞くことができ、楽しかった。

 

にしても高橋さんは大柄だ。

これでエキスパート2位なんだから相当なパワーで踏んでるに違いない。

今までクライマー相手にピュアスプリントで負けたことはないが、ヒルクライムだけでなくロードレースにも参加している(むしろそっちが本業?)高橋さんには負けるかもしれない。。。汗

 

下山が始まると加藤氏、森田氏と談笑しながらゆっくりと標高を下げていく。

ただレース終盤で下り基調だっただけに、下山はむしろ登りで、変に脚をつかって疲れる。

下山じゃねぇーのかよー!と加藤氏ww

 

無事にレーススタート会場まで戻ってリザルトを見るとまさかの10位。

 

あー、あそこで踏んでればなー

 

「まぁ命落としてたら意味ないからね」と中村氏。

 

はい、確かにその通りです。

 

森田氏も8位の入賞ならず。体重増、不調が重なったようで。。。

表彰式も見ずに、お互い項垂れながら帰りました。

 

さて、次は乗鞍かー

 

ツールド美ヶ原・レース機材

フレーム : Scott addict 10

コンポ : SRAM red22(クランクは9000)11-28t

ホイール : bontrager xxx carbon wheels

タイヤ : ヴェロフレックス レコード

体重 : 59kg(ベスト+4kg)